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どうしても中国に進出したいなら・・・(運営がうまくいかない)

過去の関連ボヤキはコチラです。

 1.土俵にのぼれないリスク
 2.会社形態の選択
 3.利益、税金、借入(どちらの国で?)
 4.身を守るのは大変です(カントリーリスク)
 5.土俵にのぼれないリスクの再まとめ


で、今回は「事業運営がうまくいかないリスク」について
どうするかです。

営業開拓の壁、労務管理の難しさ、袖の下文化などが
よくみかけるところのようです。

中国人の気質、社会について学び、「郷に入っては・・・」
の姿勢を持たないと壁は乗り越えられません。

日本でも過去の成長時代に外資系のスーパーが何度も進出して
きましたが、その都度うまくいかずに辛酸を舐めてきました。

日本の流通業界事情、消費者事情をより理解しようとせずに
自分たちが自国で成功したやり方をあてはめようとした
だけであったからだと思います。

見方を変えれば、中国でも同じことです。


例えば、商談など交渉のシーン。

 日本では相手の考えをおもんぱかって話をします。
 そして段々と落とし所を見つけて結論を収束させていきます。

 中国は違います。

 自分の主張を遠慮なしにしっかり述べます。
 そういうように主張できないやつはダメなやつという認識が
 されている社会です。

 お互いにぶつけあって期限がくるまでぶつけあいます。
 徐々に収束をさせるようなアプローチはとらないようです。


賃金についても違いがあります。

 日本はドラスティックな歩合給を好まない傾向があります。
 特にチームで仕事をするような部署がそうです。

 ドラスティックな歩合制度は「えげつない」と評される
 こともあるぐらいです。

 そこそこ横並びで、ちょこっとづつ評価で差がつくぐらいが
 日本の平均的な賃金制度ではないでしょうか。

 それでも日本人はよく真面目に働きます。
 社員ならちょっとばかし給与が高いからと言って
 軽々と他社に転職してしまうこともあまりありません。


 中国人は違います。

 やってもやらなくても給与が変わらないならサボリます。
 歩合ならたくさんもらえるようにバリバリ働きます。

 ですので、中国人は個々人はすごく頑張るのですが
 集団行動が苦手です。

 各人が全体を考えて自発的に動くチーム組織は難しいです。
 統制を敷いた管理組織でないと動きません。

 そして、ちょっとでも他所が給与が高いなら工場の稼働状況が
 どうであれ、引き継ぎ云々なにか辞めるところの事情はおかまい
 なしにさっさとヨソに転職してしまいます。


組織運営のベースとなる思想も異なります。

 工場の工具や事務所のパソコンを日本なら勝手に
 持ちさって転売してしまうような社員はごくまれな例で
 そんなことに気を使う会社は、あったとしても少数かと
 思います。

 しかし、中国では持ちさって転売するのは普通だと
 思った方がいいぐらいだそうです。

 ですので、必ずやってはいけないこととやった場合の
 罰則規定を定めて告知し、管理する必要があるそうです。

 「これをやったらこういう罰があるぞ」と
 統制を敷く必要があるそうです。

 孫子の兵法で、王宮の女性ばかりの集団を統制したときの
 例がよく紹介されてますが、それと同じようなことです。

 孫子が自らの能力を問われ、優雅に踊りを舞う王宮の
 女性たちに戦の訓練をさせる課題(練兵)を与えられた
 ときに、最初は女性たちは笑ってチャラチャラして
 言うことをきかなかったそうです。

 孫子は女性達の中からリーダーを指名し、彼女たちに
 統率をとるように命じます。

 それでも統率はとれず、リーダー役もヘラヘラして
 いたところ、孫子はそのリーダーが役目を果たさなかった
 責を問い、その場で刀で切って殺害しました。

 そして新しいリーダーを指名して、命令を出すと
 集団は規律よく統制のとれた行動をするようになった
 とのエピソードです。


社会事情も異なります。

 中国はついこの前までは全体としても貧しい国でした。

 日本も戦後復興の貧しいさなかには裏事情が横行し、
 いまでも一例ですが畜産やパチンコのような業界があります。
 893が絡んでいる業界もあります。
 中国もそうですが、世界で闇社会がないという国はないと
 いっても過言ではないのではないでしょうか。

 中国は経済成長著しかったですが、恩恵を被ったのは一部の
 富裕層であり、大多数はまだ貧しいままです。
 
 食品の物価は安いですが、住宅や耐久消費財は日本並みか、都市部
 では高いところも珍しくないようです。

 上海近郊の工場でワーカーが月3千元(約36,000円)ぐらい
 だと聞いたことがあります。昔に比べてあがったとはいえ、
 日本と同等ではありません。


 余談ですが、暴動が抑えられているのは食品の物価が抑えられて
 いるからだとみています。

 昔から一揆が起きるのは生死にかかわる不満があるときです。
 そう「飢饉」です。

 飢えは生死にかかわることです。死ぬような事態なら
 なりふり構わずに生きるための行動にでます。
 政府に実力行使で挑むのは命がけです。それだけの動機が
 必要です。

 そうならないように中国政府は食品の価格には敏感でコントロール
 しています。政府の指示で価格調整弁をつとめる農家(企業)も
 あるそうです。


 話を元に戻すと日本に比べてまだ5分の1ぐらいの水準で
 物価が日本並みなら生活できません。

 中国の物価というのはピンキリで幅が広いそうです。
 100円もしないチャーハンもあれば、ばか高いチャーハンも
 あるようで、自分の所得に合わせて選択すればいいとの
 話もありますが・・・そのことはちょいと脇においとくとします。


 不足を補うには副収入が存在しなくてはいけません。
 ですので、袖の下文化は社会にビルトインされたシステム
 といえます。

 この袖の下のベースとなる利権が大事です。

 一党独裁国家で、一例を示すと軍は共産党、警察は国のものという
 構造を持つ国です。道路封鎖でも通行の利権があるため、軍と警察
 で封鎖の担当を取り合いすることもあるようです。

 国レベルでも書記(共産党)と首相(国)が両方いる国です。
 省、市、県、鎮の各々の行政レベルでも両方が存在します

 一党ですが、中には派閥争いがあります。
 富裕層であり、自らの資産を守り、増やすための戦いです。

 土地の使用権、レアアースの採掘権などをつかさどる部署は
 お金になるので欲しいところです。軍部もつかさどるように
 したいところです。



とりあえず、長くなったので今日はこのあたりで。 
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